日本人の懐事情の分析②
みなさんこんにちは❗️今日は前回のお話しの続きをさせていただきますね😃
二人以上で暮らす世帯の平均貯蓄額は、1139万円
中央値は、419万円
一方で貯蓄ゼロ世帯も23.6パーセント存在します。
この平均貯蓄額1139万円というのは貯蓄ゼロ世帯も含めた数字でありまして、
金融資産保有世帯の平均貯蓄額は1537万円
中央値は800万
となります。
貯めてる人は結構貯めてますね❗️
年代別では、(世帯主の年齢)
20代 平均値220万円 中央値165万円
30代 平均値640万円 中央値355万円
40代 平均値880万円 中央値550万円
50代 平均値1574万円 中央値1000万円
60代 平均値2203万円 中央値1200万円
70代 平均値1978万円 中央値1100万円
60代では退職金がはいる人が多いというのもあり、ぐっと数値があがりますね。
特に還暦を迎える人の平均貯蓄額は2900万円にもなります。
といったところまで前回お話しさせて頂きました😃
やはり、平均値を見ると、
『みんな、めちゃ貯蓄してるやん💦』
って焦る人が多いと思いますが、中央値を見ると、少しホッとする人も多いかなと^^;
まあ、この数値がコロナショックによる今後の不況によって多少下がってくるとは思いますが、自分のペースメーカー、目標、参考とするうえでは、高めの数値を意識した方がよいかと思います。
中央値が現実的な数字とはいえ、僕の感覚ではこの数値くらいの貯蓄だと、
不測の事態(解雇、大病etc..)があった時に対応する予備力が不十分かと思います。
また、不況云々に関わらず、
結婚費用 約386万円
子供の教育資金 約2650万円
住宅購入費 約3945万円
葬式 約196万円
等々、人生の各イベントの出費も中々のものです。
40代の世帯貯蓄の中央値の550万くらいでは、例えばたまたま葬式が二回続いただけで貯蓄がほぼなくなりますね(実際は香典があったりするのでそこまではいかないですが^^;)
こうしてみると、普通に世帯を持って、普通の人生送るだけでもお金ってかかりますよね❗️
また、このようなデータもあります。
貯蓄がない人の割合
収入0 :54.5パーセント
年収300万未満 :40.5パーセント
年収300〜500万円未満 :29.8パーセント
年収500〜750万円未満 :23.7パーセント
年収750〜1000万円未満 :15.7パーセント
年収1000〜1200万未満 :20.3パーセント
年収1200万円以上 :8.7パーセント
年収低い人が貯蓄低いのはわかるのですが、年収1000万超えても意外と貯蓄のない人が割といるのがわかりますね💦
これは、パーキンソンの法則というのがあって、
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
といった事に起因しています。
かく言う僕も、ついこないだまでこの法則にぴったり該当してました😅😅
収入が増えると、気持ちが大きくなって、ついつい出費が増えがちになります。
しかし、日本は累進課税ですので、
額面の給料が増えても、引かれる税金が増えて実際の可処分所得(手取り)は思ったほど増えないです。
加えて気持ちが大きくなっているので
『収入増えたし、車をグレードの高いのに買い換えようか!』
『給料余裕あるし、評判のいい店に飲みに行ってみんなに奢ってあげようか!』
『週末は家族でおいしい店に外食をしよう!余裕あるし!』
『海外旅行に行こう!』
『収入増えたし、ステータスに見合ったブランド物のいい服を買おう!』
『家買おう!』
といった発想になりがちです。
結果的にやはり月末、意外とあまりお金が残っていなくて、
『あれ、なんでこんだけしか残ってないの?』
『なんに使ったっけ?』
となって、
『まあいっか、日々楽しく過ごしてるし、給料いいし、またお金入ってくるし^^;』
って思って同じ事の繰り返しに..。
結局、高所得者もいざ不測の事態があった時に、人生詰んでしまう人が意外といるのです😅
途中ですが、また次回話の続きをさせていただきますね^^;
みなさん、体には本当に気をつけてくださいね❗️