お金、時々歯の話 デンタルオフィスしゅう

勤務歯科医師をしているしゅうです!歯科医療を中心とした医療、健康に関する話題、また経済、金融関係も詳しいので情報発信していけたらと思っております!

日本人の懐事情の分析①

みなさんこんにちは❗️

 今回は前回の続きで日本人のお金に関する事情をお話ししていきたいと思います。

 参考にする事によって今後のライフプランにおけるペースメーカーの一つになればと思います😃

 

 

 まずは日本人の平均年収を見てみましょう😃(サラリーマンのケース)

 ちなみに年収というのは、社会保険料や源泉所得税、その他の控除(住民税、積立金等)が引かれる前の総所得額を指します👀

 

 国税庁の民間給与実態調査によると、日本人の平均年収は441万円との事です。

 

 これは一家全体の収入ではなく個々一人あたりの収入ですね👀

 

 

 年齢別で見てみますと

  年齢     全体   男性   女性

  20〜24歳   262万  279万  243万

  25〜29歳   361万  393万  318万

  30〜34歳   407万  461万  315万

  35〜39歳   442万  517万  315万

  40〜44歳   496万  569万  308万

  45〜49歳   519万  630万  310万

  50〜54歳   516万  677万  302万

  55〜59歳   516万  669万  298万

  60〜64歳   396万  508万  232万

 となります。

 結婚していない一人暮らしの方はこの数値が参考になるかと思います。

 

 男女において年数進むにつれて年収の増え方にかなり差がありますね👀❗️

 女性の場合はライフプラン立てる上でこのようなデータを参考にしたほうがいいかと思われます。

 男性のように年功序列でどんどん上がっていくわけじゃないですよ❗️

 

 まあ、男性も特にこれからの時代、年功序列は崩壊するものと思われますが💧

 

 コロナショックで世が不況になると、企業は固定費、人件費カットで派遣社員や、仕事は大して出来ないのに年数だけ重ねて昇級重ねてるベテラン社員も首切りの対象になってきます😵

 

 

 続きまして日本人の世帯年収の平均は551.6万円。

 

これは家族全体での収入、共働き世帯、シングルマザー世帯等含んだ平均です。

 これはすべての世帯の平均値であって、

   中央値に関しては420〜430万円となります。

 ここででてくる中央値とは、数値を小さい順に並べた時、中央に位置する値の事です。

 例えば、5人の年収がそれぞれ100万、200万、300万、400万、3000万だった場合、

 平均年収は(100万+200万+300万+400万+3000万)➗5=800万となりますが、

 中央値となると、小さい方から順番に並べて、100万、200万、300万、400万、3000万の真ん中の300万という事になります。

 つまり平均年収というのは極端に年収の高い(低い)人がいるとその数字に引っ張られて、実感している数値とかけはなれたものになる事があり、中央値のほうが一般庶民の感覚に近いものとなっています👀

 続いて(世帯主の)世代別平均世帯年収

  20代  約376万円

  30代  約574万円

  40代  約702万円

  50代  約782万円

  60代  約534万円

となっております。

 現在、夫婦の共働き率が67パーセントとなっておりますので世帯収入になるとぐっと数字があがりますね⤴️

 育児の問題等もありますが、世帯年収が同じだとしたら、夫婦共働きのほうが、世帯主のみが働くよりもトータルでかかる税金が安くて済むケースが多いです😊

 

 50代にもなってくると役職につく方も増えますので一番年収が高く、60代は多くの方が定年を迎えるので年収も下がります。 

 

今度は平均貯蓄に関して

  まずは独身者は

      平均値   中央値

  20代  106万円  5万円

  30代  359万円  77万円

  40代  564万円  50万円

  50代  926万円  54万円

  60代  1335万円  300万円

 このようになっております。

一般的に世帯をもっている方よりも必要経費は少なくて済むのでこのような結果なのかなとも思います。

 ただ僕の感覚でいうと、この中央値の値だと、100万も貯蓄あれば結構優秀という事になりますが、不測の事態があった時に対応が難しいと思います。

 大病するかもしれませんし、コロナショックで会社解雇されるかもしれませんので、なるべくそういう時のための予備力が必要です。

 

 まずは目標として貯蓄100万を目指し、あとは各年代の平均値を意識したほうがいいのではないかと思います。

  

 

 続いて二人以上で暮らす世帯の平均貯蓄額は、1139万円

                 中央値は、419万円 

 となっています。

 

一方で貯蓄ゼロ世帯も23.6パーセント存在します。

 この平均貯蓄額1139万円というのは貯蓄ゼロ世帯も含めた数字でありまして、

 金融資産保有世帯の平均貯蓄額は1537万円

            中央値は800万  

  となります。

 貯めてる人は結構貯めてますね❗️

 年代別では、(世帯主の年齢)

  20代  平均値220万円   中央値165万円

  30代  平均値640万円   中央値355万円

  40代  平均値880万円   中央値550万円

  50代  平均値1574万円  中央値1000万円 

  60代  平均値2203万円  中央値1200万円

  70代  平均値1978万円  中央値1100万円

60代では退職金がはいる人が多いというのもあり、ぐっと数値があがりますね。

特に還暦を迎える人の平均貯蓄額は2900万円にもなります。

 

 途中ですが、今回はここまでとさせて頂きまして、次回また続きをお話しさせていただきますね�😅!

 それではみなさん、お体に気をつけて❗️

 

 

 

 

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