コロナ禍に備える家計管理
みなさん、こんにちは!
前回の続きでお金の話をしていきたいと思います。
緊急事態宣言が全国に広がり、全国的に景気の悪化が深刻になってきています。
70パーセント以上の企業が自社業績の悪化を見込んでいます。
緊急事態宣言で営業自粛を迫られた企業の業績が悪化するとみられる中、夏のボーナス(賞与)の大幅な落ち込みが予想されています。
このままでは、新型コロナウィルスで生き延びても、経済的困窮で万事休すとなる人が続出となる事が確実です。
多くの自営業の方などはもちろんコロナショックの影響を痛切に実感していると思われますが、そこそこの企業の会社員はまだ実感がないと思いますが、これからじわじわ不況の波が確実に押し寄せてきます。
ボーナスカット、減給、退職金減額派遣社員は勿論、派遣切り、能力がないのに年功序列で無駄に給料が上がっている社員等も首切りの対象となります。
僕は規模の大きい医療法人の勤務歯科医師ですが、特に職場の歯科助手の子達なんかは、コロナウィルス感染に対しては過剰といえるほど敏感に対応しています。
しかし、これから患者のキャンセルが続いて売り上げが下がり、利益が減り、結果として固定費(人件費)削減が始まり、自分達の給料減額、もしくは必要ない子の解雇の可能性が高い事は今の所、誰も想定してなさそうに見受けられます。みんなキャンセルで空いた時間、スタッフルームでお菓子食べながらキャピキャピ騒いでますね^^;
ですが、常に最悪の事態は想定しておくべきです。
最悪の事態になった時の身の振り方を考え、貯蓄も予備力がある状態を確保しておきたいところです。
国の支援も非常に限られている中、やはり自分たちの身は自分で守らないといけませんよ!
ウィルスから身を守るのは、マスク、うがい、手洗い、歯磨き(僕は歯科医師ですのでこれを推奨^^;)、三密を避ける、といったあたりでしょうが、経済的困窮から身を守るにはよりいろいろ考える必要があります。
策は二つ、
- 収入を増やす
- 支出を減らす
まずは1つめの収入を増やすという事についてですが、
今のご時世これは難しいかもしれませんね^^;
本業でうまく生き残るのが一番でしょうが、もし減給になったり、首を切られたとしても、何か他の事で収入を得られるノウハウを身につけておくのも大事かと思います。
本業を継続しながら、これから先の世の中がどうなっていくか予想して、これと決めたジャンルを勉強してサイドビジネスを始めていくのは非常に判断だと思います。
ピンチをチャンスに変えるプラス思考の発想ですね!
こういう時こそ、普段考えなかった事をいろいろ考え、悩み、成長するチャンスですよ!
転んでもただでは起きぬ精神で頑張りたいところです。
あとは支出を減らす事が非常に重要です。
最低必要経費(生きていくのに最低限必要な生活費)を除いては、極力節約したいところですね!
ただ、コロナ自粛疲れも溜まってきていると思いますのでたまには息抜きするのは、長期的に節約を継続していく上ではありだと思います^^;
支出に関しては、
- 消費
- 浪費
- 投資
と、3つに分類されます。
1. 消費とは、毎日の生活に最低限必要な食費、水道光熱費、生活日用品などへの支出
の事です。これは生きていくために必要なもので減らすことはできてもゼロにはでき
ません。
2.浪費は払ったお金よりも将来にわたって得る利益、メリットが少ない支出のことをい
います。簡単にいうと必要のない無駄な支出のことです。
収入に見合わないブランド品、高級車、必要のない飲み会費用、無駄な長電話etc
3.投資は将来的に資産を増やすために、現在の資産を投下することです。
株、不動産等は将来の自分の財産を増やしてくれるものですが、本を買ったり、英会話教室に通ったり、自分の成長に有用な人物達との人脈を広げる飲み会費用等も投資に含まれます 。
消費は自分が使ったお金=価値
浪費は自分が使ったお金>価値
投資は自分が使ったお金<価値
ということになります。
で、理想的な配分割合は
消費70パーセント、浪費5パーセント、投資25パーセントです。
常に何かを購入する際は自分が今購入しようとしているのが消費、浪費、投資のどれにあたるものなのかチェックしてみてください。
できたらレシートを毎回家に持って帰って消費、浪費、投資に分類して管理してみると、自分の支出がどういう傾向があるか見えてくるので、それに対して改善策がとりやすいです。
また次回も話の続き、させていただきますね!
それではみなさん、お体に気をつけて!