お金、時々歯の話 デンタルオフィスしゅう

勤務歯科医師をしているしゅうです!歯科医療を中心とした医療、健康に関する話題、また経済、金融関係も詳しいので情報発信していけたらと思っております!

お金を貯めていくうえでの大事なマインド

みなさん今日は!

 今日もみなさんのお役に立てる日々のお金の管理に管理についてお話していきたいと思います。

 前回、ブログ記事の後半で支出について、消費、浪費、投資という3つの要素があることをお話させて頂きました。

 理想的には支出配分を

 消費70パーセント、浪費5パーセント、投資25パーセント

 に近づくことを目標にしてみましょうと。

 

 

ino0519ue.hatenablog.com

 

 みなさんは映画『マルサの女』を見たことがあるでしょうか?

 

かなり昔の映画になるのですが、宮本信子が演じる税務署に勤務する主人公の視点から、巨額の脱税の実態やその暴き方が鮮明に描かれた作品です。

 

 非常に面白く、勉強にもなる作品なのですが、この映画の中で主人公の敵役という設定の山崎勉が勉演じる権藤社長の名言が、私の頭の中に今も強烈にインプットされています。

 

 それが、国税局の家宅捜索を受けて、査察官の花村の『どうやったらあんたみたいにお金貯められるのか?』に対する権藤の答えです

『金ためようと思ったらね、花村さん。使わないことだよ。

 あんたは葬式があれば一万、結婚式があれば2万とだすだろ。

 そんなもん出してちゃ金は残らない。

 100万あっても、使えば残らない。

 10万しかなくても、使わなければ丸々10万残るんだからね。

 あんた、今、ぽたぽた落ちてくる水の下にコップをおいて、水、ためてるとするわね。

 あんた、喉が乾いたからって、まだ半分しか溜まってないのに飲んじゃうだろ?

 これ最低だね。

 なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃだめだよ。

 いっぱいになって、溢れて、垂れてくるやつ。

 これを舐めて、我慢するの。

 そうすればコップ一杯の水は..』

ここまで権藤が喋った時、隠し扉がみつかってしまって会話は終わりとなります。


映画「マルサの女」より

 

この映画の中で様々な事業に手を出し、うんざりするほどの資産を形成している権藤社長。しかし彼の金融哲学はいたってシンプル、

  お金を使わない事。

それも中途半端ではなく徹底しています。

 

 これを実践していくのはなかなか実生活においては難しく、勇気のいる事ですが、私は可能な範囲でできるだけ実践しています。

 

 よっぽどでない限り、結婚式の誘いは断っていますし、飲み会も費用が生じるものに関しては断っています。

 

 僕は現在勤務医をしていますが、職場のスタッフの女の子が十数人おりますが、勤務医の先生方がしょっちゅうお菓子、アイスクリーム等を買ってきてあげるのが慣例となっております。

 

 また、先生方がセミナーで遠方にいったり、帰省、旅行にいったりした際には、それなりのものをお土産として、スタッフに献上(笑)しております。

 

 これがもはや常態化しており、スタッフ達は勤務医からもらって当たり前と認識しており、なんだったら礼も言わないし、貰ったものの味がイマイチだった場合、文句を言う始末です^^;

 

 ですので僕はもう一切スタッフに何もあげない事にしています。勤務医の僕達があげる義務はないし、現状だとあげても極端な話、ただドブに捨ててるだけだと思いますので^^;

 

 ただ、自分にとって有益な方との付き合いにおける出費はその限りではないですが^^;

 

 そんな感じで使途不明金といわれるものを極力減らして行く事が非常に重要になってきます。

 

 一回一回の額は大した事なくても、塵も積もれば山となる、数十年のスパンで見積もるとものすごい額の差となってでてきます。

 

 みなさんも権藤社長をめざして(脱税はしちゃだめですよ^^;!)日々節約、頑張って見ましょう!

 

 ではまた次回も話の続きをさせて頂きますね!

 みなさん、お体に気をつけて!

f:id:ino0519ue:20200426182150j:plain