お金、時々歯の話 デンタルオフィスしゅう

勤務歯科医師をしているしゅうです!歯科医療を中心とした医療、健康に関する話題、また経済、金融関係も詳しいので情報発信していけたらと思っております!

銀歯に関して

 こんにちは❗️今日は仕事は休みですのでいつもより少し遅めの起床でした😪

昼から2時間程、職場でのミーティングがあるのでそれのみ出社して参加しないとです💧

 何げに昼の中途半端な時間での出社により1日の有効な時間活用が難しくなったりしますね😅

 なんとか午前中に子供の相手したり筋トレしたり勉強したりいろいろ試みております😅

 今日は一つ、歯科治療でよく使用される銀歯についてお話ししていきたいと思います。

 みなさんが虫歯を削り取った後は、最終的に詰めるか被せるかいずれかによって修復する事になります。

 その際にドクターにより修復物の種類に関して複数の選択肢を与えられるかと思いますが(先生によってはそういった選択肢がなく、保険内での材質のものしか使用しない方もおられますが😅)、その際に銀歯が保険の選択肢となります。奥歯は全面が銀、前歯の場合は銀歯の表側に白いプラスチック樹脂の材料が貼り付けられた前装冠というものになります。

 最大にして唯一のメリットは保険が適応されるので3割負担の方で、詰め物だとせいぜい2000円弱、被せでも奥歯で3000円〜前歯5000円程度といった自己負担 ですみます。

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銀歯

 銀歯といっても100パーセント銀で構成されている訳ではなく、構成成分としては

   金      12パーセント

   パラジウム  20パーセント

   銀      52パーセント

   銅      15パーセント

   その 他    1パーセント

 からなる合金です。 

 これらの金属、特にパラジウムは人間の体に種々の悪影響を及ぼすと言われています。

 ドイツなどの医療先進国では歯科治療においてこのパラジウムや水銀を使用する事を禁止しています。

 この合金は口の中でイオンとなって溶け出し、長年にわたって内臓に蓄積され種々のアレルギー反応を引き起こします。

 また、自立神経失調症、不眠症、内臓疾患などの原因にもなりえます。

 なぜこのような合金が日本において使用されるようになったというとその昔、1961年国民皆保険が導入された時、日本はまだ経済的に貧しかったため、安く手に入るからという理由で健康保険内の材料に指定されたのです。そしてこの人体に有害な材料は日本が経済的に豊かになってもなぜかそのまま採用され続けているのです。

 可能であればご自身のお口の中にある銀歯に関しては歯科医院で除去してもらい、人体に無害なレジン、セラミックといった材質で再修復してもらうべきです。

 また次回以降、セラミック等の非常に優れた材質に関する情報もお伝えできればと思います。