新型コロナウィルスに関して
みなさんこんにちは❗️いよいよ暖かくなってきましたね😃体調崩したりしてませんでしょうか❓
僕の住んでる兵庫県では大阪と共にこの3連休の不要不急の相互移動を自粛するようにとの指示がでました。
多くの企業がが休みである連休中になるべくウィルスの拡大を防ぐという事でやむを得ない事であると思います。
ちなみに僕は土曜日が診療あるので出勤しないといけないのですがそれ以外はなるべく外出を控えようと思っております。
本当なら暖かくなるこの季節、いろんな所に出かけたい所ですがこればかりは仕方ないですね。
本日はコロナウィルスについてみなさんのお役に立てる情報提供できればと思います。
コロナウィルスとはヒトに蔓延している風邪のウィルス4種類と、動物から感染する重症肺炎ウィルス2種類が知られています。
ヒトに日常的に感染する4種類のコロナウィルス(Human Coronavirus:HcoV)は
- HcoV-229E
- HcoV-OC43
- HcoV-NL63
- Hcov-HKU1
です。
風邪の約15パーセント、流行期では35パーセントがこれら4種類のコロナウィルスが原因となります。
これらは冬季に流行のピークがみられ、ほとんどの方が6歳までに感染を経験します。
残る2つは動物性由来の
重症急性呼吸器症候群コロナウィルス(SARS-coV)
中東呼吸器症候群コロナウィルス(MERS-coV)
かつて流行したSARSとMARSですね。
新型コロナウィルスに関しては動物由来であるとの確定的な証拠は見つかっていませんがその遺伝子配列がコウモリ由来のSARS様コロナウィルスに近いためコウモリが新型ウィルスの起源になった可能性が考えられています。
この新型コロナウィルスの名称はSARS-CoV2、このウィルスによる感染症をCOVID-19といいます。
構造としてエンベロープを有するので、エタノールや有機溶媒で容易に感染性がなくなります。
感染様式は従来のヒト呼吸器コロナウィルスの感染様式(モノを介する感染)とインフルエンザ的感染様式(飛沫感染)が考えられる。
通常のインフルエンザが主に鼻粘膜や喉などの上気道の粘膜に感染するのに対し、新型コロナウィルスは上気道だけでなく、肺や気管支など下気道にも容易に感染を起こし、これが肺炎を起こしやすい要因となっています。
感染から症状が現れるまでの潜伏期間は、長くて14日間。一部の研究者は長くて24日間続く可能性があるとしています。
WHOは新型ウィルスに感染した4万4000人からのデータを基に
- 感染者の81パーセントに軽度の症状が現れる
- 感染者の14パーセントに重度の症状が現れる
- 感染者の5パーセントが重症になる
と発表しています。
重症になる方は高齢者、糖尿病、心臓病などの基礎疾患がほとんどです。
初期の軽い症状の間に、他のヒトと接触して感染が広がりやすく、これが感染者数が広がる要因になっています。
今後の新型コロナウィルスに向き合っていくにあたって正しい知識を持っておくことが大事かと思いますのでまた随時、情報提供できればと思います。
ではみなさん、お体に気をつけて❗️