新型コロナの影響で増加してるであろう歯ぎしりに関して
どうも、みなさん今日は❗️連休も最後の日、いかがお過ごしですか❓
僕は中日に仕事があったのであまり連休感はなかったですね^^;
みなさんの中には新型ウィルスによる生活環境の変化でストレスを感じている方も多いにではないでしょうか❓
ストレスが原因の一つと考えられているものとして歯ぎしりがあります。
歯ぎしりは現代人にとても多くみられるもので原因もまた様々です。
歯ぎしりとは専門用語でブラキシズムと呼ばれており、その種類としては、
グラインディング、クレンチング、タッピングの3種類があります。
- グラインディング 上下の歯をギリギリこすり合わせるもので通常私達が考
える歯ぎしりはこれにあたります。
- クレンチング 上下の歯を強くくいしばるタイプのものです。通常音がし
ないです。
- タッピング 上下の歯をカチカチ接触させるタイプ
のものです
原因としては、既に述べたストレス以外に遺伝、飲酒、喫煙、噛み合わせの異常
等によって起こります。現代人には割と多く、日本人の10〜15パーセントといわれています。
ストレス性の歯ぎしりは歯ぎしりを行うことによってストレスを発散していると考えられていますが、やはり過度の歯ぎしりは体に悪影響を及ぼします。
何せ歯ぎしりの際には、体重の2倍程度、最大100キログラム程度の力がかかるといわれていますので、この力が歯、顎に加わることにより様々な弊害がでてきます。
- 睡眠時の歯ぎしり(グラインディング)によって歯が徐々にすり減ってきます。それにより歯の凹凸がなくなり、咀嚼能力(食物をすり潰す能力)が低下したり、噛み合わせが悪くなったりします。
- 上記のように歯がすり減った結果、歯の一番外枠のエナメル質が減って内部の神経が入っている空洞に刺激が伝わりやすくなったり、歯ぎしりの刺激により歯茎が痩せて、歯の根っこ(歯根)が露出したりすることにより知覚過敏の症状がでてきます。ひどくなるとブラシを少し当てたり、飲み物を少し含むだけでも飛び上がるような痛みがおこります。
- 歯ぎしりの力が特に強いと、歯にひびが入ったり、歯が割れてしまうことがあります。こうなると歯を抜かないといけなくなります。
- 歯以外にも額関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こします。口を開ける際に痛みをともなったり開けにくい、雑音がする、頭痛、肩こりなど、種々の症状を引き起こし、これらの症状はなかなか完治しにくいです。
このようにたかが歯ぎしりと思って放っておくと体に深刻な影響を及ぼします
対策としては
- ストレス性の場合は、なるべくストレスを溜め込まないようにします。休みの日はなるべくゆっくり過ごし、睡眠時間をしっかり確保するようにします。
- 日中起きてる時にもし自分自身が歯を食いしばっていること(クレンチング)に気がづいたら歯と歯の間を少し(1ミリ程度)開けることを意識してください。
- 飲酒、カフェインは適量、喫煙はなるべく控えるようにします。
- 噛み合わせに異常がある場合は歯科医院で治療してもらうようにします。
- マウスピースを作ることにより、歯、顎のリラクゼーションをはかります。
何はともあれ、歯ぎしりをご自身で自覚している、もしくはご家族の方から指摘をうけたなら是非早めに歯科医院の受診をお勧めします❗️